Goma
Goma は Chromium や Android などのオープンソースプロジェクト向けに公開されたコンパイラサービスです。
Electron はカスタム Goma バックエンドのデプロイがあり、これはすべての Electron メンテナーが利用できます。 認証詳細情報については以下にある アクセス の章を参照してください。 資格情報がない場合にデフォルトで使用される cache-only
Goma エンドポイントもあります。 cache-only Goma へのリクエストはクラスターにヒットしませんが、キャッシュから読み取るためビルド時間が大幅に短縮されます。
Goma を有効にする
現在、Goma の使用をサポートしている方法は、ビルドツール の使用のみです。 build-tools
をセットアップすると、Goma の設定が自動的にインクルードされます。
あなたがメンテナーかつクラスターにアクセスできる場合は、Goma クラスターを使用する build-tools
を構成するために e init
を --goma=cluster
付きで実行するようにしてください。 既存のコンフィグがある場合は、"goma": "cluster"
をコンフィグファイルにセットするだけです。
Goma でのビルド
Goma を使用している場合、マシンで通常サポートされている値よりも大幅に大きい値の j
で ninja
を実行できます。
200 より大きい値を設定しないでください。 Goma システムの使用状況は監視されており、不合理な並列実行で Goma システムを悪用していることが判明したユーザーは無効になります。
ninja -C out/Testing electron -j 200
build-tools
を使用している場合、適切な -j
の値が自動的に使用されます。
Goma の監視
ローカルマシンで http://localhost:8088 にアクセスすると、Goma システムを通過するコンパイルジョブを監視できます。
アクセス
現在、セキュリティとコストの理由により Electron Goma へのアクセスは Electron メンテナーに制限されています。 アクセスしたい場合は、Slack の #access-requests
にアクセスし、@goma-squad
に連絡してアクセスを要求してください。 メンテナーであることはアクセスを 自動的に 許可するものではなく、アクセスはその場に応じて許可されることに留意してください。
可用時間 / サポート
https://status.notgoma.com で Goma クラスターとキャッシュの監視を自動化しています
Goma の使用に対するサポートは提供していません。ヘルプを求める Issue は ほぼ全て 理由なくクローズします。そういったサポートは取り扱いません。