API の構造体 WebPreferences オブジェクト WebPreferences オブジェクト devTools
boolean (任意) - デベロッパーツールを有効にするかどうか。 false
に設定すると、BrowserWindow.webContents.openDevTools()
を使ってデベロッパーツールを開くことはできません。 省略値は true
です。nodeIntegration
boolean (任意) - Node インテグレーションを有効にするかどうか。 省略値は false
です。nodeIntegrationInWorker
boolean (任意) - WebワーカーでNode統合を有効にするかどうか。 省略値は false
です。 これについての詳細は、マルチスレッド を参照してください。nodeIntegrationInSubFrames
boolean (任意) - iframe や子ウインドウのようなサブフレーム内で Node.js サポートを有効にする実験的な機能です。 すべてのプリロードは iframe 毎にロードされます。メインフレーム内かそうでないか判断するには process.isMainFrame
が使用できます。preload
string (任意) - 他のスクリプトがページで実行される前にロードされるスクリプトを指定します。 このスクリプトは、Node統合がオンまたはオフであるかに関係なく常にNode APIにアクセスできます。 値は、スクリプトへの絶対ファイルパスにする必要があります。 Node統合がオフのときでも、プレロードされたスクリプトは、Nodeのグローバルシンボルをグローバルスコープに再導入できます。 ここ の例を参照してください。sandbox
boolean (任意) - 設定された場合、ウインドウと関連付けられているレンダラーをサンドボックス化します。これは、ChromiumのOSレベルのサンドボックスと互換性を持ち、Node.jsエンジンを無効化します。 これは nodeIntegration
オプションと同じではなく、プレロードスクリプトで利用可能なAPIよりもさらに制限がかかります。 このオプションの詳細については、ここ をお読みください。session
Session (任意) - ページで使用されるセッションを設定します。 Session オブジェクトを直接引き渡す代わりに、パーティション文字列を受け付ける partition
オプションを使用することを選択することもできます。 session
と partition
の両方が指定されたときは、session
が優先されます。 省略値は、既定のセッションです。partition
string (任意) - セッションのパーティション文字列に従って、ページで使用されるセッションを設定します。 partition
が persist:
始まりの場合、ページはアプリの全ページで利用可能な永続的なセッションを同じ partition
で使用します。 persist:
プレフィックスがない場合、ページは、インメモリセッションを使用します。 同じ partition
を割り当てることによって、複数のページが同じセッションを共有できます。 省略値は、既定のセッションです。zoomFactor
number (任意) - ページの既定のズーム倍率で、3.0
は 300%
を表します。 デフォルトは1.0
です。javascript
boolean (任意) - JavaScript サポートを有効にします。 省略値は true
です。webSecurity
boolean (任意) - false
のとき、同一オリジンポリシー (通常、テスト用Webサイトを使用します) が無効になり、ユーザによって設定されない場合、allowRunningInsecureContent
が true
に設定されます。 省略値は true
です。allowRunningInsecureContent
boolean (任意) - https のページで http の URL からの JavaScript、CSS やプラグインを実行することを許可します。 省略値は false
です。images
boolean (任意) - 画像のサポートを有効にします。 省略値は true
です。imageAnimationPolicy
string (任意) - 画像アニメーションの実行方法を指定します。(例: GIF)。 animate
、animateOnce
、noAnimation
のいずれかにできます。 デフォルトはanimate
です。textAreasAreResizable
boolean (任意) - TextArea 要素のサイズを変更可能にします。 省略値は true
です。webgl
boolean (任意) - WebGL のサポートを有効にします。 省略値は true
です。plugins
boolean (任意) - プラグインを有効にするかどうか。 省略値は false
です。experimentalFeatures
boolean (任意) - Chromium の実験的な機能を有効にします。 省略値は false
です。scrollBounce
boolean (任意) macOS - macOS でスクロールバウンス (ゴムを伸ばすような) 効果を有効にします。 省略値は false
です。enableBlinkFeatures
string (任意) - CSSVariables,KeyboardEventKey
のように ,
で区切られた有効にする機能の文字列のリスト。 サポートされている機能の文字列の完全なリストは、RuntimeEnabledFeatures.json5 ファイルで確認することができます。disableBlinkFeatures
string (任意) - CSSVariables,KeyboardEventKey
のように ,
で区切られた無効にする機能の文字列のリスト。 サポートされている機能の文字列の完全なリストは、RuntimeEnabledFeatures.json5 ファイルで確認することができます。defaultFontFamily
Object (任意) - 各フォントファミリーの既定フォントを設定します。standard
string (任意) - 省略値は、Times New Roman
です。serif
string (任意) - 省略値は、Times New Roman
です。sansSerif
string (任意) - 省略値は、Arial
です。monospace
string (任意) - 省略値は、Courier New
です。cursive
string (任意) - 省略値は、Script
です。fantasy
string (任意) - 省略値は、Impact
です。math
string (任意) - 省略値は、Latin Modern Math
です。defaultFontSize
Integer (任意) - 省略値は、16
です。defaultMonospaceFontSize
Integer (任意) - 省略値は、13
です。minimumFontSize
Integer (任意) - 省略値は、0
です。defaultEncoding
string (任意) - 省略値は、ISO-8859-1
です。backgroundThrottling
boolean (任意) - ページがバックグラウンドになったとき、アニメーションやタイマーを抑制するかどうか。 これは Page Visibility API にも影響を与えます。 When at least one webContents displayed in a single browserWindow has disabled backgroundThrottling
then frames will be drawn and swapped for the whole window and other webContents displayed by it. 省略値は true
です。offscreen
boolean (任意) - ブラウザウィンドウでオフスクリーンレンダリングを有効にするかどうか。 省略値は false
です。 詳細については、オフスクリーンレンダリングのチュートリアル を参照してください。contextIsolation
boolean (任意) - Electron APIと指定された preload
スクリプトを別々のJavaScriptコンテキストで実行するかどうか。 省略値は true
です。 preload
スクリプトが実行されるコンテキストでは、専用の document
および window
グローバルと、独自の JavaScript ビルドインのセット (Array
, Object
, JSON
など) にのみアクセスできます。これらすべてはロードされたコンテンツからは見えません。 Electron API は preload
スクリプトでのみ利用可能で、読み込まれたページでは利用できません。 このオプションは、信頼できない可能性のあるリモートコンテンツをロードする際に使用します。ロードされたコンテンツが preload
スクリプトや使用する Electron API を改ざんできないようにするためです。 このオプションは、Chrome のコンテンツスクリプト のものと同じ技術を使用しています。 Console タブの一番上のコンボボックスの中にある 'Electron Isolated Context' という項目を選択することによって、開発者ツールでこのコンテキストにアクセスできます。webviewTag
boolean (任意) - <webview>
タグ を有効にするかどうか。 省略値は false
です。 注: <webview>
に設定された preload
スクリプトは、実行時にNode統合が有効になるので、潜在的に悪意のある preload
スクリプトを含む <webview>
タグをリモート/信頼できないコンテンツに作成させないようにする必要があります。 preload
スクリプトを除去したり、検証したり、<webview>
の初期設定を変更したりするために、webContents の will-attach-webview
イベントを使うことができます。additionalArguments
string[] (任意) - このアプリケーションのレンダラープロセスで process.argv
に追加される文字列のリスト。 小規模なデータをレンダラープロセスのプリロードスクリプトに渡すのに便利です。safeDialogs
boolean (任意) - ブラウザによる連続ダイアログ保護を有効にするかどうか。 省略値は false
です。safeDialogsMessage
string (任意) - 連続したダイアログからの保護が機能したときに表示されるメッセージ。 定義されていなければデフォルトメッセージが使われますが、現在のデフォルトメッセージは英語であり、ローカライズされていないことに注意してください。disableDialogs
boolean (任意) - ダイアログを完全に無効化するかどうか。 safeDialogs
を上書きします。 省略値は false
です。navigateOnDragDrop
boolean (任意) - ファイルやリンクをページにドラッグ & ドロップした際にナビゲーションするかどうか。 省略値は false
です。autoplayPolicy
string (任意) - ウインドウ内のコンテンツに適用される自動再生ポリシーで、no-user-gesture-required
、user-gesture-required
、document-user-activation-required
にできます。 省略値は no-user-gesture-required
です。disableHtmlFullscreenWindowResize
boolean (任意) - HTML フルスクリーンになった時にウィンドウのサイズ変更を禁止するかどうか。 省略値は false
です。accessibleTitle
string (任意) - スクリーンリーダーなどのアクセシビリティツールにのみ提供される代替タイトル文字列。 この文字列はユーザに直接表示されません。spellcheck
boolean (任意) - 組み込みスペルチェックを有効にするかどうか。 省略値は true
です。enableWebSQL
boolean (任意) - WebSQL API を有効にするかどうか。 省略値は true
です。v8CacheOptions
string (任意) - blink が使用する v8 コードキャッシュポリシーを強制します。 以下は取りうる値です。none
- コードキャッシュ無効化code
- ヒューリスティックベースのコードキャッシュbypassHeatCheck
- ヒューリスティックのコードキャッシュをバイパスしつつ遅延コンパイルbypassHeatCheckAndEagerCompile
- 上と同じにしつつ先行コンパイルします。 既定のポリシーは code
です。enablePreferredSizeMode
boolean (任意) - 優先サイズモードを有効にするかどうか。 優先サイズとは、document のレイアウトをスクロール無しで格納するにあたって必要な最小サイズのことです。 これを有効にすると、優先サイズが変更されたときに WebContents
でpreferred-size-changed
イベントが発生します。 省略値は false
です。