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shell

デフォルトのアプリケーションを使用してファイルと URL を管理します。

プロセス: メイン, レンダラー (非サンドボックス時のみ)

shell モジュールは、デスクトップの統合に関する機能を提供します。

以下はユーザの既定のブラウザで URL を開く例です。

const { shell } = require('electron')

shell.openExternal('https://github.com')

注: shell モジュールはレンダラープロセスで使用できますが、サンドボックス化されたレンダラーでは機能しません。

メソッド

shell モジュールには以下のメソッドがあります。

shell.showItemInFolder(fullPath)

  • fullPath string

指定したファイルをファイルマネージャに表示します。 可能であれば、ファイルを選択します。

shell.openPath(path)

  • path string

戻り値 Promise<string> - 障害が発生した場合、その障害に対応するエラーメッセージを含む文字列で解決します。それ以外では "" になります。

指定したファイルをデスクトップの既定の方法で開きます。

shell.openExternal(url[, options])

  • url string - Windows では最大2081文字です。
  • options Object (任意)
    • activate boolean (任意) macOS - true で開いたアプリケーションを前面に表示します。 省略値は true です。
    • workingDirectory string (任意) Windows - 作業ディレクトリ。
    • logUsage boolean (任意) Windows - 頻繁に使用されるプログラムやその他の動作をトラッキングできる形でユーザーが起動し始めたことを示します。 デフォルトは false です。

戻り値 Promise<void>

指定した外部プロトコルの URL をデスクトップ既定の方法で開きます。 (例えば、mailto: の URL はユーザのデフォルトのメールエージェントになります)。

shell.trashItem(path)

  • path string - ゴミ箱へ送るアイテムのパス。

戻り値 Promise<void> - 操作が完了したときに解決します。 要求されたアイテムの削除中にエラーが発生した場合に拒否します。

これにより、パスのものを OS 固有のゴミ箱の場所 (macOS ではゴミ箱、Windows ではごみ箱、Linux ではデスクトップ環境固有の場所) へ移動させます。

shell.beep()

通知音を再生します。

shell.writeShortcutLink(shortcutPath[, operation], options) Windows

  • shortcutPath string
  • operation string (任意) - 省略値は create で、以下の値のいずれかにできます。
    • create - 新しいショートカットを作成し、必要であれば上書きします。
    • update - 既にあるショートカットのみを、指定したプロパティで更新します。
    • replace - 既にあるショートカットを上書きし、存在しなければ失敗します。
  • options ShortcutDetails

戻り値 boolean - ショートカットが正常に作成されたかどうか.

shortcutPath のショートカットリンクを作成か更新します。

shell.readShortcutLink(shortcutPath) Windows

  • shortcutPath string

戻り値 ShortcutDetails

shortcutPath のショートカットリンクを解決します。

エラーが発生すると、例外がスローされます。