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メンテナサミット 2022 まとめ

· 読むのにかかる時間 1 分

先月、Electron のメンテナグループがカナダのバンクーバーに集まり、2023 年以降のプロジェクトの方向性について話し合いました。 4 日間にわたる会議で、コアメンテナや招待された共同研究者が、新しい取り組みやメンテナンスの問題点、プロジェクト全般の健全性などについて話し合いました。

集合写真! 撮影: @groundwater

今後も、私たちチームは定期的かつ迅速な Chromium アップグレードのリリース、バグの修正、そして Electron をより安全で高性能なものにすることに全力を注いでいきます。 また、いくつかのエキサイティングなプロジェクトも進行中ですので、ぜひコミュニティの皆さんと共有したいと思います。

革新的な新 API

Electron プロジェクトにおける主要な API 提案のうち、合意形成が必要なものは RFC (Request for Comments) のプロセスを経て、API 作業グループのメンバーによってレビューされます。

今年は、Electron アプリの新次元を切り開く可能性を秘めた、2 つの大きな提案を推進しました。 これらの提案は非常に実験的なものですが、ここではその一部を垣間見てみましょう!

新しいネイティブアドオンの機能強化 (C API)

この提案は、Node の Node-API と同様に、アプリ開発者が Electron の内部リソースと連携する独自のネイティブ Node アドオンを作成できるようにするための Electron C API の新しいレイヤーについての骨子です。 新 API 案の詳細については、こちらからご覧いただけます

例: Chromium のリソースでアプリを強化する

多くの Electron アプリは、バニラの (変更されていない) Electronではアクセスできない Chromium 内部と直接対話するために、独自のフォークをメンテナンスしています。 これらのリソースを C API レイヤーで公開することで、このコードを Electron のネイティブモジュールとして共存させることができ、アプリ開発者のメンテナンスの負担を軽減できる可能性があります。

Chromium の UI レイヤーの公開 (Views API)

Chrome のツールバー、タブ、ボタンなどのユーザーインターフェース (UI) のうち、ウェブサイト以外の部分は Views と呼ばれるフレームワークで構築されています。 Views API の提案は、このフレームワークの一部を Electron の JavaScript クラスとして導入し、開発者が Electron アプリケーションに非ウェブ UI 要素を作成できるようにすることを最終的な目標としています。 これにより、アプリがウェブコンテンツを改造する手間を省くことができます。

この新しい API を実現するための下準備が現在進行中です。 ここでは、近い将来に最初から期待できる機能をご紹介します。

例: WebContentsView でのウインドウモデルのリファクタ

最初に予定している変更は、Chrome の WebContentsView を Electron の API で表向きに公開することです。これは既存の BrowserView API (名前に反して Chromium Views とは関係のない Electron 固有のコード) の後継となるものです。 WebContentsView が公開されれば、ウェブコンテンツを表示できる再利用可能な View オブジェクトができ、BrowserWindow クラスを純粋な JavaScript にする道が開かれ、さらにコードの複雑性が解消されます。

この変更はアプリ開発者に多くの新機能を提供するものではありませんが、舞台裏の多くのコードを削除する大規模なリファクタリングであり、Chromium のアップグレードを簡素化してメジャーバージョン間で新しいバグが現れるリスクを低減します。

もし BrowserView を使用している Electron 開発者の方でしたら、心配いりません。あなたのことも忘れていませんよ! 既存の BrowserView クラスを WebContentsView の緩衝材として、新しい API に移行する際のバッファとすることを計画しています。

参照: electron/electron#35658

例: ScrollView でスクロール可能なウェブコンテンツ

Stack に取り組んでいる友人は、Chromium の ScrollView コンポーネントを Electron の API に公開する取り組みを推進しています。 この新しい API により、任意の子 View コンポーネントを水平または垂直方向へスクロール可能にできます。

この新しい API は 1 つの小さな機能を満たすものですが、チームの最終的な目標は、より複雑な非 HTML インターフェースを構築するためのツールキットとして使用できる、ユーティリティ View コンポーネントの集合体を構築することです。

活動に参加する

Electron アプリの開発者の方でいらっしゃいましたら、これらの API 提案のどちらかに興味をお持ちいただけましたか? まださらなる RFC の受付は完了しておりませんが、今後の詳細についてもぜひご期待ください!

Electron Forge v6 安定版リリース

このフレームワークの創始以来、Electron のビルドツールのエコシステムは主にコミュニティ主導で、多くの小さな単一目的のパッケージ (electron-winstaller、electron-packager、electron-notarize、electron-osx-sign など) で構成されてきました。 これらのツールはうまくいっていますが、ビルドパイプラインの構築はユーザーにとって気が重いものです。

Electron の開発者にとってより使いやすい環境を構築するために、私たちは Electron Forge という既存のツール群を一つのインターフェースにまとめたオールインワンのソリューションを構築しました。 Forge は 2017 年から開発されていましたが、プロジェクトはここ数年休止状態でした。 しかし、Electron のビルドツールの状態に関するコミュニティのフィードバックを受け、私たちは Forge の次世代安定メジャーバージョンのリリースに懸命に取り組んでいます。

Electron Forge 6 は、第一級の TypeScript と Webpack サポート、開発者が独自のプラグインやインストーラーを作成できる拡張性の高い API を搭載しています。

お楽しみに: またすぐにお知らせできます

Forge を使ったプロジェクトの構築、または Forge の拡張可能なサードパーティ API を使ったテンプレートやプラグインの構築に興味がある方は、今月中に行われる Forge v6 安定版リリースに関する公式アナウンスをお待ちください!

今後の予定は?

上記以外にも、アプリ開発者やエンドユーザーにとって Electron の体験をより良いものにするために、私たちチームは常にたくさんの予備的プロジェクトを考えています。 更新ツール、API レビュープロセス、ドキュメントの強化なども私たちは実験しています。 近い将来、さらに多くのニュースをお伝えしたいと思います!

Electron 21.0.0

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Electron 21.0.0 がリリースされました! これには Chromium 106、V8 10.6、Node.js 16.16.0 へのアップグレードが含まれています。 詳しくは以下をご覧ください!


Electron チームは、Electron 21.0.0 のリリース発表にワクワクしています! npm install electron@latest から npm でインストールするか、リリースウェブサイト からダウンロードできます。 このリリースの詳細は続きをご覧ください。

フィードバックがあれば、Twitterで共有するか、コミュニティ Discordに参加してください! バグや機能の要望は Electron の Issue トラッカー で報告できます。

Electron 20.0.0

· 読むのにかかる時間 1 分

Electron 20.0.0 がリリースされました! これには Chromium 104、V8 10.4、Node.js 16.15.0 へのアップグレードが含まれています。 詳しくは以下をご覧ください!


Electron チームは、Electron 20.0.0 のリリース発表にワクワクしています! npm install electron@latest から npm でインストールするか、リリースウェブサイト からダウンロードできます。 このリリースの詳細については下に続きます。是非ご意見をお聞かせください!

Electron と V8 メモリケージ

· 読むのにかかる時間 1 分

Electron 21 以降では V8 メモリケージが有効になり、一部のネイティブモジュールに影響を及ぼします。


更新 (2022/11/01)

Electron 21+ のネイティブモジュール使用に関する進行中の議論については、electron/electron#35801 をご覧ください。

Electron 21 では、Electron にて V8 のサンドボックス化ポインタ が有効になります。これは Chrome の Chrome 103 での同様の決定 に従ったものです。 これはネイティブモジュールにいくつかの影響を与えます。 また、以前には関連する技術である ポインタ圧縮 を Electron 14 で有効にしていました。 当時はあまり話題になりませんでしたが、ポインタ圧縮は V8 の最大ヒープサイズに影響を及ぼします。

この 2 つの技術を有効にすることで、セキュリティ、パフォーマンス、メモリ使用量に大きなメリットがあります。 しかし、それらを有効化するにあたっていくつかの欠点もあります。

サンドボックス化ポインタを有効にする主な欠点は、外部 ("ヒープ外") のメモリを指す ArrayBuffer が許可されなくなる ことです。 つまり、V8 でこの機能に依存しているネイティブモジュールは、Electron 20 以降でも引き続き動作するようにリファクタする必要があります。

ポインタ圧縮を有効にする主な欠点は、V8 ヒープのサイズが最大 4GB に制限される ことです。 正確な詳細は少し複雑です。例えば、ArrayBuffer は V8 ヒープの他の部分とは別にカウントされますが、それ自体の制限 はあります。

Electron のアップグレードのワーキンググループ は、ポインタ圧縮と V8 メモリケージのメリットはデメリットを上回ると考えています。 主な理由は次の 3 つです。

  1. Electron が Chromium に近づきます。 V8 の設定など複雑な内部の詳細について Electron が Chromium からあまる乖離しなければ、誤ってバグやセキュリティ上の脆弱性を導入する可能性は低くなります。 Chromium のセキュリティチームは侮れない素晴らしさであり、彼らの成果を確実に生かしたいのです。 さらに、あるバグが Chromium で使用されていない設定にしか影響しない場合、そのバグ修正は Chromium チームにとって優先されないでしょう。
  2. パフォーマンスが改善します。 ポインタ圧縮により、V8 ヒープサイズを最大 40% 削減し CPU と GC の性能を 5%-10% 向上させます。 Electron アプリケーションの大部分は、4GB のヒープサイズ制限にぶつかることはなく、外部バッファを必要とするネイティブモジュールも使用しないため、これらは性能面で大きなメリットとなります。
  3. よりセキュアになります。 Electron アプリの中には信頼できない JavaScript を実行しているものがあります (できれば セキュリティに関する推奨事項 に従ってください!)。そういったアプリでは V8 メモリケージを有効にすることで、V8 の厄介な脆弱性を持つ巨大クラスからそれらを保護できます。

最後に、どうしても大きなヒープサイズが必要なアプリのための回避策をご紹介します。 例えば、ポインタ圧縮を無効にしてビルドしたアプリに Node.js のコピーを同梱し、メモリ負荷の大きい作業を子プロセスに移行させることが可能です。 またやや複雑ではありますが、ポインタ圧縮を無効にしたカスタム版の Electron を作成することも可能です。その場合、特定のユースケースに対して別のトレードオフが必要になります。 そして最後に、そう遠くない将来、wasm64 により WebAssembly で構築されたアプリが 4GB を超える巨大なメモリをウェブと Electron の両方で利用できるようになる予定です。


FAQ

アプリがこの変更の影響を受けるかどうかは、どうすればわかりますか?

Electron 20 以降で外部メモリを ArrayBuffer でラップしようとすると、実行時にクラッシュします。

アプリでネイティブ Node モジュールを使用していない場合は安全です。純粋な JS からこのクラッシュを引き起こす方法はありません。 この変更は、V8 ヒープ外でのメモリ割り当て (例えば mallocnew の使用) を行い、その外部メモリを ArrayBuffer でラップしているネイティブ Node モジュールにのみ影響します。 これはかなり稀なユースケースですが、一部のモジュールではこの手法が使われており、そのようなモジュールは Electron 20 以降と互換性を持たせるためのリファクタが必要です。

どうすればアプリが使用している V8 ヒープメモリの量を測定して、4GB の制限に近づいているか調べられますか?

レンダラープロセスでは、performance.memory.usedJSHeapSize を使用すると V8 ヒープの使用量をバイト単位で返します。 メインプロセスでは、同じように process.memoryUsage().heapUsed を利用できます。

V8 メモリケージとは何ですか?

ドキュメントによっては「V8 サンドボックス」と呼んでいますが、この用語は Chromium で起こる 他の種類のサンドボックス と混同しやすいので、「メモリケージ」という用語にしておこうと思います。

V8 のエクスプロイトの多くは、以下のようなものです。

  1. V8 の JIT エンジンのバグを見つけます。 JIT エンジンはコードを解析し、実行時の遅い型チェックを省略して高速なマシンコードを生成します。 時々この解析を間違ってしまう、論理エラーが起こります。本当は必要な型チェックを省略してしまうのです。例えば、x が文字列だと考えていたのに実際はオブジェクトだったということが起こります。
  2. この混乱を悪用して、例えば ArrayBuffer の先頭へのポインタなど、V8 ヒープ内のメモリの一部を上書きします。
  3. これで好きな場所を指す ArrayBuffer ができたので、プロセス中の 任意の メモリ、たとえ V8 が通常アクセスできないメモリでも読み書きできてしまいます。

V8 メモリケージは、このような攻撃を無条件に防ぐために考案された技術です。 これを実現する方法は、V8 ヒープにポインターを保存しない ことです。 代わりに、V8 ヒープ内の他のメモリへの参照はすべて、ある予約領域の先頭からのオフセットとして格納されます。 このため、例えば V8 における型の混乱を利用して ArrayBuffer の基底アドレスを変更したとしても、最悪ケージ内のメモリの読み書きができるだけです。 V8 メモリケージがどのように機能するかについてはもっと多くの文献がありまので、ここではこれ以上の詳細には触れません。読み始めるのに最も適しているのは、Chromium チームによる 上位設計ドキュメント でしょう。

Node ネイティブモジュールをリファクタして Electron 21 以降をサポートしたいです。 どうすればいいですか?

V8 のメモリケージに対応するためにネイティブモジュールをリファクタするには、2 つの方法があります。 1 つ目は、外部で作成したバッファを JavaScript に渡す前に コピー して V8 メモリケージに入れることです。 これは一般的に簡単なリファクタですが、バッファが大きいときには遅くなることがあります。 2 つ目は、V8 のメモリアロケータ を使って最終的に JavaScript に渡す予定のメモリを確保する方法です。 これは少し複雑ですが、コピーを回避でき、大きなバッファでのパフォーマンスが向上します。

具体例として、外部の配列バッファを使用する N-API モジュールを以下に示します。

// 外部で確保されたバッファを作成します。
// |create_external_resource| は malloc() によってメモリを確保します。
size_t length = 0;
void* data = create_external_resource(&length);
// Buffer でラップ -- これはメモリケージが有効だと失敗します!
napi_value result;
napi_create_external_buffer(
env, length, data,
finalize_external_resource, NULL, &result);

これはメモリケージが有効な場合、データがケージの外で確保されているためクラッシュします。 代わりにデータをケージへコピーするようにリファクタすると、以下のようになります。

size_t length = 0;
void* data = create_external_resource(&length);
// データを V8 が確保したメモリにコピーして、新しい Buffer を作成します
napi_value result;
void* copied_data = NULL;
napi_create_buffer_copy(env, length, data, &copied_data, &result);
// この新しいコピーにアクセスする際には、|copied_data| が
// そのポインタとなります!

これにより、V8 メモリケージ内にある新たに確保されたメモリ領域へデータがコピーされます。 任意で、N-API は新しくコピーされたデータへのポインタも提供できます。これは、後からデータを修正したり参照したりする必要がある場合に利用できます。

V8 のメモリアロケータを利用するリファクタリングは少し複雑で、malloc を使う代わりに V8 によって割り当てられたメモリを使うように create_external_resource 関数を修正する必要があります。 これは create_external_resource の定義が制御下にあるかどうかによって、多少は実現可能かもしれません。 考え方としては、まず napi_create_buffer など V8 でバッファを作成して、その V8 が確保したメモリにリソースを初期化することになります。 Buffer オブジェクトへの napi_refリソースのライフタイム の間保持することが重要です。さもないと、V8 は Buffer をガベージコレクトし、解放後に使用してしまうエラーを引き起こす可能性があります。

Electron 19.0.0

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Electron 19.0.0 がリリースされました! これには Chromium 102、V8 10.2、Node.js 16.14.2 へのアップグレードが含まれています。 詳しくは以下をご覧ください!


Electron チームは、Electron 19.0.0 のリリース発表にワクワクしています! npm install electron@latest から npm でインストールするか、リリースウェブサイト からダウンロードできます。 このリリースの詳細については下に続きます。是非ご意見をお聞かせください!

Electron リリースケイデンスの変更

このプロジェクトは、以前の方針である最新の 3 つのメジャーバージョンのサポートに戻りつつあります。 Electron のバージョン管理およびサポートについてのより詳細な情報は、バージョン管理のドキュメント をご覧ください。 Electron 15 から始まった新しいリリースサイクルにユーザーが適応できるよう、一時的に 4 つのメジャーバージョンをサポートしていました。 詳細はこちら でご覧いただけます。

S3 バケットの移行

· 読むのにかかる時間 1 分

Electron はそのプライマリ S3 バケットを変更しているところであり、ビルドスクリプトを更新する必要があるでしょう


何が起きているのですか?

Electron のビルド成果物のうちほとんどが、gh-contractor-zcbenz と呼ばれる S3 バケット上にアップロードされています。 2020 年から現在まで進行中のインフラストラクチャ/所有権移行の一環として、gh-contractor-zcbenz のすべてをその S3 の旧地から https://artifacts.electronjs.org でホストしている新しいストレージシステムに変更しています。 私たちのアセットのほとんどが使用しているパスの接頭辞も若干変更されています。 例えば以下のようなものがあります。

以前: https://gh-contractor-zcbenz.s3.amazonaws.com/atom-shell/dist/v17.0.0/node.lib 以後: https://artifacts.electronjs.org/headers/dist/v17.0.0/node.lib

重要なのは、ホスト名 が変更され、/atom-shell接頭辞 が変更されたことです。 他の例として、デバッグシンボルの例も挙げましょう。

以前: https://gh-contractor-zcbenz.s3.amazonaws.com/atom-shell/symbols/path/to/symbol.pdb 以後: https://artifacts.electronjs.org/symbols/path/to/symbol.pdb

同様に、ホスト名が変更され、/atom-shell の接頭辞が変更されています。

どのような影響がありますか?

electron-rebuildelectron-packager@electron/get などの標準的なビルドツールを使用している方は、何もする必要はありません。 おそらくこれが大多数でしょう。

S3 バケットを直接参照している場合は、ホスト名のポイントへの参照を更新し、パスも更新する必要があります。

既存のデータはどうなりますか?

gh-contractor-zcbenz バケットに存在したほとんどのデータは、新しいストレージシステムに複製されました。 これは、すべてのデバッグシンボルとすべてのヘッダがコピーされたということです。 依存していた一部のデータがそのバケットからコピーされていない場合は、electron/electron で Issue を作成しお知らせください。

現在の gh-contractor-zcbenz S3 バケットは積極的に削除されません。 しかし、このバケットの生存期間は保証できません。 私たちはできるだけ早く新しいバケットへターゲットを更新することを 強く 推奨します。

Electron 18.0.0

· 読むのにかかる時間 1 分

Electron 18.0.0 がリリースされました! これには Chromium 100、V8 10.0、Node.js 16.13.2 へのアップグレードが含まれています。 詳しくは以下をご覧ください!


Electron チームは、Electron 18.0.0 のリリース発表にワクワクしています! npm install electron@latest から npm でインストールするか、リリースウェブサイト からダウンロードできます。 このリリースの詳細については下に続きます。是非ご意見をお聞かせください!

Electron リリースケイデンスの変更

Electron 15 にて、Electron は 8 週間ごとに新規メジャー安定版をリリースするようになります。 詳細はこちら でご覧いただけます。

また、Electron は 2022 年 5 月まで、サポートするバージョンを最新の 3 つのバージョンから最新の 4 つのバージョンに変更しています。 Electron のバージョン管理の詳細については バージョン管理のドキュメントを参照してください。 2022 年 5 月以降は、最新の 3 つのバージョンのサポートに戻ります。

注目すべき変更

  • コードキャッシュのディレクトリを設定する ses.setCodeCachePath() API を追加しました。 #33286
  • 古い BrowserWindowProxy ベースの window.open の実装を削除しました。 さらに webPreferences から nativeWindowOpen オプションを削除しました。 #29405
  • WebContents に 'focus' と 'blur' のイベントを追加しました。 #25873
  • macOS 上に右記の代替メニューロールを追加しました: showSubstitutionstoggleSmartQuotestoggleSmartDashestoggleTextReplacement#32024
  • app.requestSingleInstanceLock() フローに first-instance-ack イベントが追加されました。これによりユーザーが最初のインスタンスから 2 番目のインスタンスへデータをシームレスに転送できます。 #31460
  • より多くの色形式サポートを setBackgroundColor に追加しました。 #33364

新機能と変更の完全なリストは、18.0.0 リリースノート を参照してください。

Google Summer of Code 2022

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Electron チームは、今年初めて Google Summer of Code に参加することをお知らせします!


Google Summer of Code とは何ですか?

Google Summer of Code (GSoC) は、オープンソースソフトウェアプロジェクトと潜在的な貢献者をつなぐ、年に一回のメンタリングプログラムです。 以前は学生だけでしたが、現在は 18 歳以上であれば誰でも GSoC に登録できます。

詳しい情報については Summer of Code のホームページ をご確認ください。

登録方法は何ですか?

Electron との共同開発に興味はありますか? オープンソースのコントリビューターを始めたばかり方や初心者であれば、ぜひご応募ください!

Google Summer of Code の Electron コントリビューターとして選ばれるためには、ご応募していただく必要があります。 応募開始は 2022 年 4 月 4 日、締め切りは 2022 年 4 月 19 日 となります。 Google Summer of Code の応募要項はこちらで更新しています

応募をご希望ですか? まずは、私たちがご用意した 5 つのプロジェクトアイデア案 をご覧ください。 掲載されているアイデアは、すべて企画のために現在公開中のものです。 また、企画プロジェクトのリストにない新規アイデアも受け付けています。

応募には以下のものがあるとよいでしょう。

  • 企画書。この夏のプログラムの間に達成する目標の計画を詳細に記した文書です。
  • 開発者としての経歴。 レジュメをお持ちの方はコピーを添付してください。または、関連する技術的な経験を中心に、これまでの経験をお聞かせください。

Electron への応募にかかる提出物の詳細は、こちらをご覧ください。

また GSoC 学生/コントリビューター公式ガイド には、企画書を作成する際の重要なヒントが記載されていますので、ぜひご覧ください。

プロジェクトの企画について議論したい方や質問がある方は、#gsoc-general Discord チャンネル にぜひいらしてください!

リファレンス

Electron 17.0.0

· 読むのにかかる時間 1 分

Electron 17.0.0 がリリースされました! これには Chromium 98、V8 9.8、Node.js 16.13.0 へのアップグレードが含まれています。 詳しくは以下をご覧ください!


Electron チームは、Electron 17.0.0 のリリース発表にワクワクしています! npm install electron@latest から npm でインストールするか、リリースウェブサイト からダウンロードできます。 このリリースの詳細については下に続きます。是非ご意見をお聞かせください!

Electron リリースケイデンスの変更

Electron 15 にて、Electron は 8 週間ごとに新規メジャー安定版をリリースするようになります。 詳細はこちら でご覧いただけます。

また、Electron は 2022 年 5 月まで、サポートするバージョンを最新の 3 つのバージョンから最新の 4 つのバージョンに変更しています。 Electron のバージョン管理の詳細については バージョン管理のドキュメントを参照してください。 2022 年 5 月以降は、最新の 3 つのバージョンのサポートに戻ります。

注目すべき変更

  • webContents.getMediaSourceId() を追加しました。getUserMedia と共に WebContents のストリームを取得できます。 #31204
  • webContents.getPrinters() を非推奨にし、webContents.getPrintersAsync() を導入します。 #31023
  • desktopCapturer.getSources は、メインプロセスでのみ使用できるようになりました。 #30720

新機能と変更の完全なリストは、17.0.0 リリースノート を参照してください。

Spectron 非推奨通知

· 読むのにかかる時間 1 分

Spectron は 2022 年 2 月 1 日に非推奨となります。


2022 年 2 月から、Spectron は Electron チームによって公式に非推奨 となります。

なぜ Spectron を非推奨にするのですか?

Spectron は Electron の新バージョンが出るたびに、一貫して新しいリリースを出してきていました。しかしこのプロジェクトは 1 年以上小さなメンテナンスや改良しか行われておらず、現在フルタイムのメンターはいません。 Electron 14 では remote モジュールが Electron コアから外部モジュールに移行するため、Spectron が確実に動作し続けるためには大幅な書き換えが必要です。

Spectron のメンテナンス継続のいくつかの選択肢を検討した結果、Electron チームは 2022 年で Spectron を非推奨にすることを決定しました。

非推奨のタイムライン

予定の非推奨タイムラインは以下の通りです。

  • 2021 年 11 月 - 2022 年 1 月: Electron チームは引き続きコミュニティからのプルリクエストを受け付けます。
  • 2022 年 1 月: Spectron の非推奨に関する警告の最終版を公開します。
  • 2022 年 2 月 1 日: Spectron のレポジトリを「archived」にします。 これ以降のプルリクエストは受け付けられません。

2022 年 2 月 1 日以降、Electron は Spectron のレポジトリを無期限に保存し、他の人がフォークしたり、既存コードを自分のプロジェクトに利用したりできるようにします。 これにより、Spectron に依存するプロジェクトの移行もよりスムーズに行われることを期待しています。

Spectron の代替

プロジェクトで現在 Spectron を使用していて、別のテストソリューションに移行したい場合は、こちらの自動テストに関するガイド をご覧ください。

現在は Spectron に代わって推奨される代替品として、Playwright や WebDriverIO などがあります。 各選択肢ごとの公式チュートリアルも、この自動テストのドキュメントに記載しております。

次回予告

私たち Electron チームとしましては、Spectron と Electron をご利用いただき感謝しております。 多くのお客様がアプリケーションのテストに Spectron をご利用なされていることは承知しており、この移行をできる限りスムーズに行いたいと考えています。 Electron を選んでくださりありがとうございます!